導入前の課題 |
★ 戸籍謄本をもっと簡単に解読し、誰でも簡単に関連書類の作成ができるように
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選んだ理由 |
★ やりたいことに対して熱量、目線が同じであり共創できると感じた
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導入後の成果 |
★ シンプルなUXでありながら、不動産のプロが使用しても満足できる品質に到達
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今回、バイタリフィアジアへは戸籍謄本をAI-OCRで読み取り、自動で家系図を作成するアプリケーション「らくらく相続図」の開発を依頼しました。
法務局が発注している相続登記を長期間放置している不動産について、相続人の調査、いわゆる戸籍調査が必要なのですが、この際に戸籍謄本を扱うことがあります。戸籍謄本の内容を解読して必要情報をまとめるというのは、心理的ハードルも高く、専門的知識を伴う難しい作業です。戸籍謄本をもっと簡単に解読できたらいいのに、というのは常々考えていました。
また、2017年5月に施行された「法定相続情報証明制度」により、戸籍謄本書類を銀行や登記所に何度も出し直す必要がなくなり、「法定相続情報一覧の写し」のみで相続手続きを同時並行で進められるようになりました。しかし手続きは簡素化されたものの、「法定相続情報一覧の写し」の作成には専門的知識を要するため、誰でも簡単に提出書類の作成ができるようになればいいなと思っていました。
別の開発会社さんに相談させていただいた時に他社のOCRサービスを紹介いただいて、読み取りの精度が弊社の求めているものとマッチしそうだったため、このサービスを使うことに決めました。このOCRサービスと組み合わせて開発を行なってもらえる会社にお願いしようと思っていました。
そのような中、バイタリフィアジアへ相談してからとてもスピーディーに提案していただきました。依頼内容も的確に捉えていただき、費用についても最初の打ち合わせの段階で明朗会計にご提示いただいたため、安心できました。
バイタリフィ社の他に5社ほど相談しておりましたが、貴社に相談させていただいた際に「おもしろそうなので是非一緒にやりましょう」ととても前のめりになって言っていただいたのが印象的でした。弊社のやりたいことに対して興味を持っていただき、一緒に頑張れそうだなと思いました。
また初回の打ち合わせから、営業さんの他に開発の責任者の方にも同席いただき、様々意見をいただくことができました。弊社にとってプラスになる要素が多かったので、決断するのには時間はかかりませんでした。
オフショア開発についてなんとなくのイメージはありつつも、どういう感じでプロジェクトが進んでいくのか、コミュニケーションは大丈夫なのか、というのはぼんやりありました。
ただ、ベトナムでの開発という点については、そこまで遠い国という印象はなかったので抵抗はなかったです。ベトナムにも日本人の方が多数いらっしゃるとのことで結果的には安心してお任せできました。
最終的に出来上がったシステムは、シンプルなUXでありながら、プロが使用しても満足できる品質に到達していると思います。まだリリースから間もないので改善の余地はありますが、今後もユーザーのフィードバックをもらいながらアップデートしていけたらと思っています。
コスト面やビジネス面等で何か数値的な効果としても、社内で使うだけでも大幅に業務が効率化されています。実際に今後コストダウンにも繋がっていくのではないかな、と期待しています。
お試しで司法書士の方や税理士の方に使っていただいた際にも、「これは便利ですね」といったお褒めの言葉もいただいています。
依頼者と受託者が一つのチームとして取り組んでいただける、というのが最大の強みと思います。
先日ベトナムのバイタリフィアジア社にも直接訪問させていただき、PMの方々とも直接お会いできました。その際には今後の相談もできましたし、実際に開発している現場を見ることができ、非常にいい機会でした。是非今後も、弊社のベンダーとして末長く寄り添っていただければと思っています。
「まだ依頼するか決めていない」「要件がはっきりしていない」といった段階でも問題ありません。
弊社でのソフトウェア開発の進め方や体制のご相談など、少しでも気になることがあれば、お気軽にご連絡ください。
櫻井 岳幸
Managing Director
開発予算や要件以上に「どうやって開発後の成功に近づけるか」をお客様と一緒に考えます。まずはご相談ください!